テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記と、その後の話。

休日の大学構内

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今日はいい天気だったので、おにぎりを持って外で昼食をとりました。

 

現在大学は学期休業期間で、休日になると家族連れや観光客?がうろついています。

 

と言っても、人は全然いません。笑

 

なんせ、学生のほとんどは夏学期の授業を取らないようで、町の人口が3割くらい減るらしいです(友人談)。

 

 

それにしてもいい景色だ。美味しいおにぎりがさらに美味しく感じます。

人生初、竜巻@テキサス

昨日の投稿について、

masa-saito.hatenablog.com 

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これらは昨日の朝と昼に書いた日記ですが、午後2時までに大学近郊で竜巻が起きました。

 

テキサスの南部は、竜巻が起こる可能性のある雲(スーパーセル)はたまに通るのですが、竜巻が地面に着くことはほとんどありません。

 

人的被害が無かったのが幸いです。アメリカでは(場所にもよりますが)、地震より、台風(ハリケーン)よりも竜巻が自然災害の大きな要因となっているようです。

 

 

直接は見れませんでしたが、オフィスから見える位置だったということで、冷っとしました。

 

竜巻の映像はこちらのサイトからご覧になれます。

www.khou.com

英語を話せるようになりたい!フィリピン語学留学(準備編)

こんにちは。Mr. Saitoです。

前回の記事で、語学留学を決意したと書きました。

 

masa-saito.hatenablog.com

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しかし留学を決意したはいいものの、まず何をどうしたらいいかわかりませんでした。

アルバイトで語学留学のお金をためながら、語学留学について調べているとフィリピン留学が目に留まりました。結局私はフィリピンに語学留学するわけですが、かなり効果が得られたので皆さんにおすすめしたいと思います。

 

 

フィリピン留学のススメ

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アメリカでもイギリスでもなくてフィリピン?と思う方もいるかとは思いますが、英語がほとんど喋れない人に対しては圧倒的にフィリピンをおすすめします

その特徴はとにかく安く、1対1の英会話指導が受けられるということです!

本格的に英語を習得したい人も、まずは数ヶ月フィリピンに語学留学をして、それからアメリカやオーストラリアの語学学校に入学するというルートを辿るようです。

では、留学を思い立ってから実際に出発するまでのステップを紹介します。

 

Step 1 行きたい語学学校を探す

えー、まずはエージェントを探すのでは?と思うかもしれませんが、まずは何の先入観もない状態で純粋に行きたい語学学校を探すことをおすすめします。その際エージェントのサイトを活用してもいいですが、複数のサイトで書いてあることが異なる場合が多いので、比べることをおすすめします。これは語学留学したい時期の3ヶ月前にはやっておきたいです。

 

ちなみに、エージェントはどこも似たり寄ったりです。私もどこのエージェントを通したか今となっては覚えていません(笑)

最も重要なのは言うまでもなくどこの語学学校に入学するかです!

 

語学学校を探す際に注目したい点はだいたい以下の5点です。

  1. 授業料(金額)
  2. 授業内容(どの程度1対1の英会話の授業なのか)
  3. 日本人比率(エージェントによって記載が異なる場合多し!)
  4. 放課後(適度な)自由時間があるか
  5. 週末の拘束度合

授業料は安い方がいいですよね。だいたい1ヶ月で寮費込みで15万円程度です。また、1人部屋より2人部屋、3人部屋の方が安いです。部屋に複数人いた方が英語を喋る機会が豊富にとれるので複数人部屋をおすすめします。

 

授業内容はとにかく1対1の英会話授業が豊富にあることが重要です。特に日本人は英文法の知識は持っているのに話すトレーニングを一切やってこなかったことが英語を話せない主な原因です。なるべく自分で英語を話す時間が取れるカリキュラムを組んでいる語学学校を選びましょう。

 

日本人比率も重要なポイントです。日本人が多くいる学校では、いくら英語以外禁止でも日本語を話してしまうことが多いです。英語をいち早く習得するには日本語を捨てるということが最善です!セブ島には韓国資本の語学学校が豊富にあり、その中でも特に日本人比率の小さい学校を選ぶことをおすすめします

 

また、放課後のコミュニケーションも重要な英会話の機会になると思います。日本人以外の友人を作ってその人と話すだけでも英会話の訓練になります。英会話学校でたまにあるのが、朝から晩までガチガチに授業を入れられるカリキュラムです。私はこのカリキュラムを経験していないので、これについては何も言えません。私の場合は朝から夕方6時まで授業で、その後自由時間でした。でも、その自由時間に友達と飲みに行って会話する中で、ある程度語学力が伸びたことを実感できました。何より楽しいですしね!

 

最後の項目も、休日は友達(日本人以外)と外に出ることで英会話の機会を得られます。また、レストランや買い物などで実践的な英会話を身につけることができます。楽しみながら語学学習をするのが一番のおすすめです。私は、週末に友達と旅行に行きましたが、その旅行の手配等も実践的な英語の練習になりました。

 

Step 2 行きたい語学学校を取り扱うエージェントに連絡

行きたい語学学校の候補が決まったらエージェントに連絡し、資料請求と手続きを行います。これは、希望する留学開始日の2ヶ月前には終わらせておきたいです。

 

いくつか参考サイトのリンクを貼っておきます。

www.cebu-english.com

www.phil-joho.com

www.cebu21.jp

一度エージェントが決まれば、具体的な入学日程や料金の話になります。それから語学学校までの渡航費や海外保険は自分で購入します。この辺はエージェントから言われた旅券購入や授業料の納付の期限に従っていれば大丈夫です。もしパスポートを取っていない場合はお早めに。手続きが遅れます。

近年は格安航空会社によってかなり安くセブまで渡航できます。私はANAでしたが(笑)

ceburyugaku.jp

私の場合は、エージェントに連絡したのが出発の2ヶ月半前、航空券を購入したのが出発の2ヶ月前でした。かなり焦って手続きしましたがなんとか大丈夫でした。

 

Step 3 出発まで、とにかく語彙力を増やす!

日本でできることはなるべく日本でやっておきましょう。覚えた語彙の範囲内で会話ができるようになるので、その範囲が広いほうがより自分の伝えたいことが話せるようになり、語学学習をより楽しめます。

目安としては、英英辞典で語彙の勉強ができる程度です。理由は次回の実践編で説明します!これが渡航後も語彙力は飛躍的に伸びる鍵なのです!

 

フィリピン留学に持っていく持ち物集めは出発直前で大丈夫だと思います。日本から持っていくものは正直それほどないです。英文法に自信のない人は以下のものに加えて英文法書を持っていくといいでしょう。

  1. アメニティグッズ(シャンプー・リンス・歯ブラシなど)
  2. ノートパソコン
  3. 衣類
  4. 筆記用具

変圧器は持って行きましたが使いませんでした(ほとんどの電化製品が様々な電圧に対応)。コンセントプラグは日本の方と同じなのでコンセント変換プラグも必要ありません。

ドライヤーは電圧が対応したものが必要です。日本のドライヤーを変圧器を通して使用できないので、現地でドライヤーを購入するか、自然乾燥で(笑)

フィリピン留学の紹介記事の持ち物リストにはこれに加えて電子辞書がありますが、英英辞典で勉強ができるなら持っていかなくて大丈夫だと思います。

大事なのでもう一度言いますが、英語をいち早く習得するには日本語を捨てるということが最善です!なるべく日本語に触れるものは排除したほうがいいと個人的には思います。

 

じゃあ、英語学習のためには何も持っていかなくていいのか?

 

私は英英辞典を購入して語学学習に使用することをお勧めします。日本から持っていってもいいですが、現地でたくさん売っています。私は現地で購入しました。 

 

さて、これで準備ができました。いよいよフィリピン語学留学です。

 

美しい海とかけがえのない友達が君を待っている

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語学学校には国籍や年齢の異なるたくさんの人々が、語学学習という同じ目的を持って集います。また、彼らと寝食を共にする中でかけがえのない友情が芽生えます。彼らと共に語学学習に励み、英語を楽しみましょう。

 

もし、この記事を読んでフィリピン留学に興味が出たら、まずは「フィリピン セブ 語学 学校」で検索!

 

次回は私の実際のフィリピン留学体験を書いていきます。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

それでは!

 

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帰宅中の出会い

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昨日の帰り道で、見たことない動物に出会いました。自転車乗りながら、興奮しながら写真を撮ったのでブレブレです。すみません。

 

大きさは、体長が20cm程度でズングリムックリしていました。そしてしっぽが長い。

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ずっと草の中に鼻を突っ込んでクンカクンカしていました。何だろうこの動物。

海外のススメ:一人でシンガポールに行ったら人生が少し変わった件(後編)

こんにちは。Mr. Saitoです。

 

前回の続き

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そして一週間後、単身シンガポールへ飛び立ちました。 自由気ままに旅をして、旅仲間と会話を楽しんで有意義な一週間にしよう。そんな描いた青写真がガラガラと音を立てて崩れたのはシンガポールについて30分も経っていなかったと思う。

海外のススメ:一人でシンガポールに行ったら人生が少し変わった件(前編) - Dr.(仮)少年の研究ノート

 

シンガポール・チャンギ国際空港に到着し、その日の宿を決めるために早速インフォメーションカウンターに行きました。

 

Mr. Saito   「エクスキューズミー、アー...」

カウンターの人 「...」

Mr. Saito   「...」

 

で、出てこない!英語が!!!

これでもある程度日本で名の知れた大学に合格し、英語も得意ではないけどある程度自信があったはずなのに、英語が出てこない、そもそもどう言えばいいか思いつかない。俺の今までの学習はなんだったんだろうか。心の中で何かがガラガラと音を立てて崩れていくのがわかりました。

 

脆くも崩れた英語の自信(過信)

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一生懸命思いつく単語を並べてみましたが、理解されずにカウンターの人との会話は終了し、次の人の対応を始められてしまいました。それと同時に急に孤独と不安に襲われてきました。今日の宿もない、コミュニケーションもとれない。どうしよう...。血の気がサーッと引いていきました。

当時22歳。異国の地で涙腺ダムが崩壊しかけそうになりました。

 

呆然自失でカウンターの横に佇んでいた時、神の声が舞い降りたのでした。それは私のその後の人生に影響を与えてくれる出会いでした。

 

??「あのーすみません。日本人の方ですか?」

Mr. Saito「!? はい!そうですっ!」

 

それは、同じくらいの歳の日本人女性でした。どうやらこの方も初の一人旅でシンガポールに来た模様。とりあえず、孤独から来る寂しさもあったので、話を伺うことにしました。

すると、この女性の方は私と同年代だということ、高校卒業後、中国語を身につけるべく中国の大学に進学したこと(中国語ペラペラ)、寮生活で学生が多国籍なので多少の英語を話せるとのこと。すごい。ちゃんと目的意識を持って大学に進学し、スキルをつけているんだな。尊敬の眼差しでした。その点、自分は根拠のない語学の自信をもって海外にやってきて、一人で何もできないなんで本当に恥ずかしいなと思いました。その方の生き方やどうしてそういう進路にしたのかなど興味があったため、結局朝まで空港で語り明かしました(チャンギ空港が24時間空いてて助かった)。シンガポール旅行の内容はまた別の機会に。

 

また旅行中、何度も外国の人とコミュニケーションを取ろうとしましたが、私が言葉に詰まっている間に「もういいよ。君とは話さない。」と言われて心を砕かれ続けていました。一週間後に帰国の途につくわけですが、この一人旅で以下のものを得た。

  • 自分の語学力不足からくる絶望感
  • 心を砕かれるような悔しさ
  • 孤独感・無力感
  • 自分の矮小な視野(海外の大学に留学するなんて思いもしなかった)

このままではいけない。これまでの英語の勉強は、テストの点を取るための勉強で、全く実践で使うということを想定してこなかった。もっと、スキルとして使える英語を習得しなければ。そしてもっと、自分の可能性を広げられるように努力すべきだ。ただの海外旅行かぶれになるんじゃなくて。

 

悔しい気持ちというのは、いつになっても自分の何かを突き動かす原動力になり得るものです。こういう経験ができただけでも今回のシンガポール旅行は大成功だったのかもしれません(内容的には大失敗でしたが)

 

こうして大学4年生での語学留学を決意するのでした。今思えば、これがMr. Saitoのちょっとした人生の転機。ここから人生が少しずつ面白くなっていきましたがそれについてはまた今度。

 

それでは!

 

追記

フィリピン留学について更新しました!

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