テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記と、その後の話。

2020年の総括

今年も年の瀬が近づいてきました。今年一年の総括を行います。

今年一年はCOVID-19の流行もあって、当初では考えれらないような難しい年になりました。その中でも、常にできることを考え、自分のパフォーマンスを最大限発揮できるような生活を心がけてきました。新しい家族も増え、やれるだけのことはやりきった年になったと思います。

 

さて、今年のテーマは「萌芽」でした。

 

 

masa-saito.hatenablog.com

 

 

項目別に振り返っていきます。

 

◎仕事

1. 査読付き論文4本出版+α

2. 今後5年間の柱となる研究テーマの創出と準備

3. 出世のための必要事項の達成

 

1については査読付き主著論文2本出版+現在主著論文1本投稿中でした。掲げた目標は高かったと思いますが、現在投稿中の論文は普通は2本に分ける量の超大作となっており、目標達成に近かったと思います。投稿時期が予定より4ヶ月遅れた点が悔やまれます。また、2については、研究テーマを創出できたと思います。今後、時間を少しずつ取って進めていきたいと思います。

3の出世のための必要事項の達成については、COVID-19の流行やビザの関係で達成できず。それでも、給料は上がったので、よしとしようw

これに加えて、日本気象学会から山本賞を拝受しました。

 

 

◎生活

1. 毎朝6:30起床、8:00までに出勤、19:00までに退勤を年間200日達成

2. 英語研鑽

3. ワークワイフバランスの最適化

 

1については、途中から出勤する必要がなくなってしまったので、評価できませんが、通勤の時間がそのまま利用可能になるテレワークというのは、仕事効率化において2020年の大きな収穫であったように思います。3についても、テレワークによって最適化を達成しました。2の英語研鑽は、不達成。そのような時間も機会もありませんでした。

 

 

◎趣味

1. パティオの空間充実化

2. ハワイ旅行

3. ?????

 

1も2も達成できず。3は育児でした。これについては、よくやっているのではないかなと思います。加えて、料理が趣味になり、3食のうち半分以上を担当するようになりまして、妻も大喜びなので、しっかり家事・育児ができているのではないかと思います。

唯一充実した趣味の時間を過ごせたのは、COVIDが流行する前、産前旅行にシアトルに行った事くらいです。出産前に贅沢を、ということで行きも帰りもビジネスクラスで行くことができました(ポイントを使って無料!)。

 

 

◆総評

今年一年「萌芽」というテーマで走り続けてきましたが、目まぐるしく変わる環境の中で新しい新しい働き方や新しい研究テーマの草創ができたので、今年はまずまずの年になったと思います。一方で、自分の元々の趣味はほとんどできませんでした。時間は皆平等に与えられており、その中で重要な項目を優先すると、どうしても自分の時間は少なくなっていきます。そしてそれは年を追うごとに減少していくことを強く感じます。でも、人生そんなもんかなと思います。

 

思い起こせば、年始に目標を立てて、年末に評価する試みをはじめてから今年で12年。干支が一周する間に自分は大きく成長できたように思います。しっかりと目標を立て、それに向かって1年間努力し、そして反省して次の年に生かすというサイクルは、人生を豊かにする重要な要素なのだと実感しています。おかげさまで、20歳の自分が全く想像できなかった豊かな人生を歩めていると思います。

 

アメリカ生活も通算で5年目に突入し、そろそろ人生の円熟期のプランも考えなければなりません。来年からは目標の立て方を(今までの方法を踏襲しながらも)少し変えていきたいと思います。

 

 

それでは皆さん、良いお年を!