テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記と、その後の話。

留学してみたい!そんな人へ

こんにちは。Mr. Saitoです。

 

今日は留学について少し書きたいと思います。 

前回の記事で、私が留学中であることに軽く触れました。

masa-saito.hatenablog.com

漠然と留学してみたいって思っている方いませんか?

 

社会に出る前に、海外の文化に触れたい。

語学力を武器にしたい。

「海外留学」を履歴書に書きたい。

 

動機は何でもいいのですが、本当に思い立った時には、もう遅かった。なんてこともあると思います。ここでは、留学を考えている方、または少しでも興味がある大学生や大学院生に対して役立つ情報をのっけようかなと思います。

 

留学にはいくつか種類があります、そしてハードルもそれぞれ異なります。短期(数週間〜数ヶ月)と長期(半年〜1年以上)に分けて説明していきます。

ちなみに、私の知る限りの情報しか載せません。調べればいいのですが、ね。。。

自分の経験や周りの友人の経験を参考に説明していきます。

 

 

短期留学の方法

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思いつく限りでは以下の選択肢が考えられます。

  • 語学学校に入学
  • 大学の短期留学・海外インターンプログラム

語学学校は自費になりますが、最も簡単な方法になります。事前の英語試験など一切ありません。私自身、2012年にフィリピンのセブ島に1ヶ月語学留学に行きました。学生時代コツコツ貯めた貯金から出しましたが、学費、旅費、生活費込みで1ヶ月間だと20万から30万円程度だったと思います。思い立ってから3〜4ヶ月で留学ができると思います。ちなみに、留学前の私の語学能力は、散々で、自分の意思を伝えることができない程度です(全然だめじゃん!)。それが、1ヶ月頑張った結果、外国でも生活できる程度になりました(かなりの向上)。

  • 2011年10月下旬:フィリピン留学の資料を取り寄せる
  • 2011年11月上旬:代理店に問い合わせ、語学学校を決定
  • 2011年11月下旬:航空券等を購入
  • 2012年2月中旬:フィリピンへ語学留学

フィリピン留学の詳しい話はまたの機会に。

 

他方、大学の短期留学や海外インターンプログラムは、プログラムにもよりますがTOEICやTOEFL(ITP)の点数が必要になるようです。私の研究室の同期が大学の留学プログラムを利用していましたが、彼は5ヶ月前から準備をしていました。TOEIC受験も考えるとそれよりも前かもしれません。費用はプログラムによって異なるそうです。私の友人は留学費用の大部分を自費で払っていました。

 

長期留学の方法

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半年以上の留学となると、余程お金がないと自費での留学はキビシイです。

  • 海外の大学・大学院に入学
  • 大学の交換留学プログラム
  • 研究費を用いた留学(研究滞在)

海外の大学や大学院に入学する場合は、TOEFL iBTやIELTSの他にも入学に必要なテストもあるため、最もハードルが高いです。アメリカの大学院に限ると、大学の成績がGPAが大体3.8くらい(コレがどれだけ凄いかというと、成績表を眺めたらAAABAAABAAAAAAAAABBAって感じ)、TOEFL iBTのスコアも80~100点前後無いと難しいです。留学先の日本人に聞いたところ、準備期間は2年から3年でした。また、学費が高いため、研究室の先生に雇ってもらいながら大学に通うそうです。

 

大学の交換留学プログラムは、準備期間が1年前後で、やはりTOEFL iBTのスコアが最低80点以上は必要です。また、渡航費などは出ますが、生活費など留学にかかる費用の半分程度は自己負担のようです。アメリカでは、8月渡航・翌年5月帰国の日程で、2セメスター分の授業を受けられるようです。

 

さて、残る1つは研究費を用いた留学。私はコレで現在留学しています。他の2つと大きく異なる部分は、留学目的が「研究」であるということ。また、授業は聞けても単位は取れません。しかし、TOEFL iBTの要求されるスコアや費用についてはかなり易しい/優しいです。

 

次回、研究費を用いた留学(研究滞在)について、詳しく書きます。研究者になりたい人は必見(かも?)

 

それでは!