テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記と、その後の話。

2016年の総括

今年も大晦日になりました。今年1年の総括を行います。

今年は激動の一年となりました。テキサスA&M大学留学がメインでしたね。

 

さて、今年のテーマは「挑戦」でした。

masa-saito.hatenablog.com

 

3つのトピックについて振り返ります。

 

◎学業 

テキサスA&M大学に滞在していますが、その間にできるだけ「勉強」をして、研究では「結果」を出したいと思います。具体的には以下の3点です。 1)10月末までに論文を欧米国際誌に投稿 2)学位論文の執筆 3)放射伝達・逆問題解法・光散乱理論の習得

2016年の抱負 - テキサス研究留学日記

(1)については、10月上旬に某米国科学雑誌にテキサスでの仕事内容の論文を投稿しました。

個人的には、いい仕事ができたと思います。一つのテーマに向き合って、急ぎながらもじっくりと研究を行うことができたのが最も大きな収穫です。

(2)も達成しました。夏休みから博士論文をちまちま編集していました。帰国する頃には全体の9割以上を書き終え、現在は英文チェックを残すのみです。

(3)については、もう少し深く勉強したいとは思ったのですが、時間は有限なので。それは、これから3ヶ月まとまって時間が取れそうなので、卒業までにしっかり勉強したいと思います。

 

その他、米国国際科学誌に主著論文2本、日本国際科学誌に共著論文1本(第2著書)を出版しました。じっくり研究もできたし、研究成果もたくさん発表することができました。

 

◎アメリカ生活

今年は、「人間活動」の代わりにアメリカでの生活について目標を立てます。 特に英語について、 1)日々の生活の中で「Sorry?(え、なに?)」を使用しないようになる(リスニング力の向上) 2)日々の生活で「Sorry?(え、なに?)」を言われないようにする(正しい英語の習得) 3)会話の途中で沈黙しない(会話の流暢性の向上)

2016年の抱負 - テキサス研究留学日記

(1)は最初と比べてだいぶ減りました。しかし、なかなかこれは高い目標を立ててしまったと後悔(笑)。これについては、今後も継続して頑張っていきたいです。

(2)、発音はなかなか矯正するのは大変でした。特に'th'とか'f'の発音が通じづらくて大変でした。これも今後も継続して頑張っていきます。

(3)これは、ほとんどなくなりました。ある程度日常で使う単語は頭に入ったのかもしれませんが、これも今後も続けていきたいと思います。

 

英語は、たかだか9ヶ月の海外生活ではなんとかなりません(特に語学以外の目的の場合)。地道に学習を重ねて英語を上達していきたいですね。

 

◎趣味

趣味も犠牲にせずに、on/offをはっきりしてやっていきたいと思います。 1)ウォルトディズニーワールド旅行(チケット手配等も兼ねて) 2)週1回程度のカレッジステーション自転車散策 3) アメフトと野球の観戦

2016年の抱負 - テキサス研究留学日記

 (1)は予定を変更してニューヨークへ4泊5日で行ってきました。(2)は夏のカレッジステーションが暑すぎて春だけ達成しました(笑)。

(3)については、アメフトの観戦はシーズン期間が合わずにできませんでしたが、メジャーリーグの試合を2試合観戦しました。

 

最初の4ヶ月は苦しいことが多く、趣味にあまり時間を割くことができませんでしたが、夏以降はテキサスを楽しむことができました。

 

今年は激動の一年でしたが、最も充実した、最も仕事と私生活のバランスが良い一年となりました。さて、来年はいよいよ研究者(博士)としての第一歩を踏み出すときです。これまで以上に充実した一年を送って、しっかり社会や科学界に貢献します。

 

 

それではみなさん、良いお年を〜!