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テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記

どうして研究者になりたいか

こんにちは。Mr. Saitoです。

まずは簡単に自己紹介です。

  • 1988年に生まれる(最後の昭和世代)
  • 変わった趣味を持っていた小学生時代
  • 小中までは勉強しなくてもテストでは高得点(天狗になってました…)
  • 高校で雲行きが怪しくなる(成績急降下)
  • 大学受験全落ち(頭を丸刈りにして駿台へ)
  • 現役時代に落ちた某国立大学に再度挑戦し入学
  • 大学時代は部活動にのめり込む(最終学年は副キャプテンしてました)
  • 学部4年生で研究の面白さにどっぷりハマる
  • シューカツをせずに博士課程進学(母親が悲鳴をあげました)
  • 研究のためにアメリカの大学院に留学中←イマココ

研究は、「大気科学」や「大気物理学」を専攻しています。簡単に言うと、天気とか雲の研究です。

天気や雲に興味を持ったのは20年以上前の小学生の時から。夕立を引き起こす積乱雲が、もくもくと大きくなっていくのをよく観察していました。台風がやってきた時は、いつもNHKの天気予報に釘付けになっていました。天気予報で雨が雪に変わりそうな時は、朝早く起きてこまめに外を確認していました。My温度計を持って、野山を駆け回り、いろんな場所の「気温」を測っていました。気になることは、好奇心の向くままに、気が済むまで調べていました。そんな少年時代。

 

中学生になっても、高校生になっても、雲や天気に対する興味は変わりませんでした。

 

ただ、初めから研究者になりたくて大学に進学したわけではありません。

 

「研究者」を漠然と想像すると、白衣を着て不気味な色の液体の入ったフラスコを振っている姿が想像できるのではないだろうか。私も、こんな漠然とした印象しか持っていませんでした。大学入学当時、博士課程に進学なんて夢にも思っていなかったし、気象関係の会社か、気象予報士にでもならたらな〜と想像する程度でした。

 

 

どうして研究者になりたいか

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学部3年生までは、基礎知識や自分の専門分野の授業を取っているだけでしたが、学部4年生になってはじめて研究らしい研究をすることができました。研究内容は「朝焼けや夕焼け空の色について」。簡単なテーマのように聞こえますが、まだ理解されていない現象を理解しようとするものでした。

晴れている日は朝4時に起きて空の観察を行う日々、どうしてこんな現象が起こるのかという問いに対して、深く考える日々。それは20年前に積乱雲を追いかけていた少年時代の自分と重なりました。

ただ、知的好奇心の向くままに、深く考える。なんて楽しいのだろうか!!

  

 

とまあ、単純に研究が楽しいから博士課程に進学しました。

 

こうやって書くとなんか充実しているように見えますね。じゃあ、このまま頑張ればいいじゃないか、ブログなんて書いてないでこのまま進めばいいじゃないかって思うかもしれません。 

私がブログを書こうと思った理由は2つあります。

 

 

⒈ 研究者をもっと身近な存在に感じて欲しい!

 

研究者はもちろん豊富な知識やひらめきが要求される職業ですが、本当に一握りの天才型の人間だけがなれる、というわけではありません。

 

研究者ってみんな頭が良いよね。私には無理だ。 

自分は天才じゃないから研究者になれない。

研究者?住む世界が違うから。

 

全然そんなことないよ!ということを証明したい。

 

事実、私の成績が良かったのは中学校までで、高校は県内10番以下のいわゆる「学区進学校」だ。大学入試センター試験の国語では80点を取った(200点満点)。一浪して大学に受かったのもつかの間、部活動に精を出しすぎて勉学が疎かになり、成績ギリギリのところで希望の研究室に配属された(学生同士で成績を見せ合った時は惨めな思いをしました)。

頭もキレる方ではなく、どちらかというと長い時間かけて咀嚼して理解しようとする方である。そもそも、勉強が大嫌いだった(笑)。

胸を張って言えることは、無限の知的好奇心負けず嫌い、それくらいかな。

こんなことだから、博士課程の学生生活では恥をかいたり色々苦労しています。それでも、こんな人間でも研究者になれるってところを証明できたら、もっと研究者を身近な存在に思ってくれるかなと考えています。

 

 

⒉ 研究の楽しさを伝えたい!

 

Q.研究ってこんなにも面白いのに、なんでわかってくれないの?

A.研究の面白さを伝える人がそもそも少ないから

 

最近では、アウトリーチによる一般向けの講演も増えてきましたが、それでもまだまだ足りません。それは、やはり研究者たるもの暇さえあれば研究室に篭って研究したいからね。

また、個人的には少年少女たちに研究の楽しさを伝えたいと思っています。

私の少年時代は天気や雲以外にも興味をくすぐる対象が其処彼処にありました。

  • 植物

小学校の放課後は友達と虫捕り網を持って森へ出かけ、虫をとって育てたり、河原で綺麗な石を拾って磨いたり、”味”のする花を探したり。

 今は都市化と過保護化(もしくは治安の悪化)で、こんなことをする少年少女は少なくなってきているのではないかな。

すなわち、知的好奇心のままに観察したりするキッカケが減ってきていると思うのです。

だからこれからは、研究者から能動的に、少年少女に知的好奇心をくすぐるキッカケを作っていく時代になるのかなと思っています。

好奇心の向くままに何かに追究するということはとても楽しいです。私は少年時代に感じた”それ”を今の少年少女にも感じて欲しいです。

 

 

当ブログがめざすもの

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記事を書いて、研究の楽しさや、研究者を目指す学生の物語を楽しんでいただけたらと思っています。 というわけで以下箇条書き。

  1. 中学生から大学学部生がわかる範囲で、身近な題材について科学する記事を定期的に書きます。
  2. 大学院生(特に博士課程後期)の学生生活の実態を晒します。
  3. たまに、自身の研究をわかりやすく説明します。
  4. たまに、学生のためになることを書きます(留学、学振、などなど)
  5. 趣味についても書きます(いろいろ)

なるべく多くの更新をできるように努めますが、研究の状況によっては大幅に更新が遅れるかもしれません。忙しい時には独り言のような記事が増えるかもしれません。

また、先にも書きましたが、国語が大の苦手でして、文章について語彙、日本語文法に誤りがあるかもしれません。生暖かい目で見てやってください。またご指摘していただけたら嬉しいです。

 

さて、Mr. Saitoは博士号が取れたら、Dr. Saitoになります。早くブログの題名の(仮)を取り除きたいですね。でもそんなに簡単には博士号は取れません。いわばプレミアチケットです。満を持して博士号を取れるように、もっと実力もつけたいですね。日々勉強です。

でも、たとえ忙殺されたとしても自分の心に宿る少年時代の知的好奇心だけは大事にして生活していきたいと思います。これが私のエネルギー源ですから。

 

 それでは!