テキサス研究留学日記

テキサスに放牧された大学院生が博士号を取るまでの奮闘記と、その後の話。

World Education Services (WES) で博士資格評価依頼

こんにちは、Dr. Saitoです。 

日本からアメリカの大学に研究者として勤める場合、渡航手続きの中でビザを取得する必要がある。多くの場合、該当するビザは2種類で交換交流ビザ(J)と就労ビザ(H1-B)である。

 

私の場合、いろいろゴタゴタがあって結局就労ビザをとって渡米を目指すこととなった。

 

日本で学位を取得した場合、与えられるのは博士(○学)であり、アメリカで一般的な哲学博士(Ph.D.)ではないため、博士(○学)がPh.D.と同等であることを証明する書類(Credential Evaluation)が必要なのだ。

 

この証明を行なってくれる企業の一つであるWorld Education Services (WES) を通して、今回私の博士資格の証明を行なった。

www.wes.org

 

基本的な手続きのやり方は以下の2つの記事が参考になった。

studyusa-log.com

WES申請方法 信用評価機関とWESについて アメリカ大学奨学金留学

 

 私の場合は、以下の7つの書類のうち1〜3と7は研究科長のサインを以って厳封し、4〜6はそのままにして、WESに送った。

  1. 学士の成績証明書(英字)
  2. 修士の成績証明書(英字)
  3. 博士の成績証明書(英字)
  4. 学士の学位証明書(英字)
  5. 修士の学位証明書(英字)
  6. 博士の学位証明書(英字)
  7. Doctoral Degree Confirmation Form

7の書類は、WESのHPから書類をダウンロードし、必要情報を記入してから大学事務に提出して、研究科長に封をしてもらう。

最初に送った時には、厳封せずに全ての書類を一緒にレターパックで送ってしまい、1〜3と7の書類を再送することになった。この辺はかなり厳しいようだ。再送してから、2週間弱でCredential Evaluationが発行された。

 

自分の場合は、運悪くGWとも重なり、手続きが遅くなったが、基本的には、アカウント登録をして(上のリンク参照)、必要書類を厳封して送れば、2週間程度で届く。

 

留学や、海外での研究職の準備をする方は、参考にしてみてください!

 

それでは!